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2012年01月08日

女性の実力は80歳を超えて見えてくるのかも・・

初釜の茶会に出席させてもらいました。
日本の伝統美の奥深さに、心が震えるほど感動しました。




【輪島塗りなのですけれどね、お正月らしいかなと思ってお出ししましたのよ】と先生。今回お手伝いの方がとても手際がよくて、灰がとてもきれいに残りました。見事ですよね。


掛け軸は大宰府の観世音寺の鐘の模様です。魚でしたら魚拓ですけれど、釣鐘でしたら何というのかしら?(笑) という話題で盛り上がりましたface05どなたかご存じでしたら教えていただけませんか?


柳の上部が輪に結ってあり、仲良く輪になるという願いが込められているそうです。掛け軸は裏千家のお家元の書とのこと。空間美にしばらく見入ってしましました。


お孫さんのお嫁さんです。茶道に心得がなくても
【いいの、いいの。やっているうちにね 自然に覚えていくから大丈夫なのよ】
私はこの言葉に、ビビビと電気が走りました。
美しい習慣が心を創ってゆくことを改めて気づきました。

さすが佐賀県知事であったご主人のお接待を担ってこられた女性だなぁと感服しました。
わが身の至らなさ、精神的な未熟さも感じつつも、大いなる懐に抱かれたような安心感に包まれました。
女性としての心得、生き方や在り方を【自然体でいいのよ】という言葉から学ばせてもらいました。

この言葉は、戦争経験のある先生だからこそ私の胸に響きました。究極の経験から発する言葉は重く、そして尊いですね。


明日もお気楽にいきましょう♫
  


Posted by 佐藤ゆみ at 23:48Comments(0)心にふれる、絆をつくる