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2012年04月09日

世界フィギュア 羽生結弦(ゆずる)選手に想う 


私はそれほどフィギュアに詳しいわけでもないのですが、今回は参りました!
 とんでもない選手を観てしまったという感じです。


 彼は、宮城県出身の高校3年生 若干17歳の羽生結弦(ゆずる)選手です。2012年 フランスのニースで行われた世界フィギュア大会の模様を、たまたまTVで観ていました。

天才とは耳にしていましたが、なにせ17歳ですから、4回転ジャンプは飛べても世界の有名選手のような独特の色気といいますか、円熟味がまだ出ないだろうと、半信半疑でした。
ところが、とんでもなかったです。ご覧になった方も多かったと思いますが、私はユーチューブで再生動画を3時間連続で何度も何度も観て泣いてしまいました。


 
一回動画を再生して観たら寝るつもりだったのに、あまりの感動に気がつけば3時間も観てました。こんな事は久しぶりです。

この大会の数日前、彼は練習中に捻挫して痛み止めを飲んで出場していたそうです。痛み止めを飲むと足の感覚が鈍くなります。それであの演技とジャンプですからね、なんてことやってのけたのだろう?と、ただただ、驚くばかり。
魂がこもった演技でした。
しかも彼は喘息があるようで、どうりで演技終了後、滝のような汗と唇が紫になるほどの体力消耗にもうなずけます。

フランス、イタリア、アメリカ、イギリス、ロシアの中継を解説つきで観ましたが、絶賛、賞賛の嵐でした。

私が泣けたのは、演技の技術もさることながら、彼が被災した経験を持つから、自分が被災した人を勇気づけるのだという固い決意で演技に臨んだ、その心にです。

多くの国の解説者が【ここまですべてを出し切る選手は見たことない】と驚嘆していました。

17歳だから、こんなにすざまじい情熱を持っているのか?
それとも、震災を経験したから そういう心になったのか?

自分の慣れ親しんだリンクも震災で長い間使用できませんでした。そういった逆境を超え、初心者並みだと揶揄された転倒を経て、彼は世界中の人を涙させました。
ニースの演技会場内は総立ちで彼の演技を称えていました。

彼は天才と呼ばれているそうですが、コーチ曰く、努力も天才的だそうです。 
才覚に溺れず、謙虚で一途なその心を、少しでも学ばせてほしいと本気で思いました。



明日もお気楽にいきましょう♪


  


Posted by 佐藤ゆみ at 23:13Comments(0)心にふれる、絆をつくる